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とても良い

1~3話の感想を纏めて記述

ガンガンのコミックスは既読
攫われた立場で後宮で目指す栄光も無い猫猫は事なかれ主義
そんな彼女が薬師の性によって後宮の後ろ暗い面に関わりつつも、そこへ彼女の知識と推理力が光を投げ入れる様は爽快の一言

一方で彼女は影に隠れたかった人間。が、壬氏という才を見抜く人間がいた事で影から引きずり出され
面白いのは美貌を備えた壬氏は猫猫を后として盛り立てるわけでもなく、立場の弱い玉葉妃のバランス取りに使う点
後宮での価値を持たない猫猫が意外な価値を生んでしまうという

ただ、猫猫は壬氏が制御できる人間ではなかったようで
色を拒み毒を好み。華美な後宮より闇夜の陰謀が猫猫には似合う
それが後宮の色に飽き飽きしていた壬氏にとって心地よい毒となるのは面白いを通り越して笑えてしまう

3話は影の美しさを描いていたね
後宮で御手付き無く下賜されるなんて恥の筈。けど芙蓉姫にとって後宮が光の場所でなく、別の場所に光が有るとしたら
後宮を去る芙蓉姫を見遣る玉葉妃の目に光と影だけでは説明できない羨望を見てしまった気がするよ



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