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普通

真綾の来訪やら洗濯の問題から生じた会話が自分の想像とかなり違っていたと言うか、悠太と沙季の会話はひたすらに低空飛行を続けるなぁ
それもこれも全ては相手へ過度に踏み込まない、期待しない、勝手なイメージを抱かないという点を徹底しているからなのだろうけど
でも、同居していれば影響し合わないとか有り得ない。それがモロに出るEPだったかな

低空飛行でも悠太と沙季は会話を繰り返す。それは踏み込まないままに踏み込んで良い領域を見極めるため
その中で悠太は沙季が述懐するように、沙季よりも沙季を理解する人間として隣りに居てくれるね
でも、彼は完璧じゃない。沙季からするとしょうもない部分で弱みを見せる。だから安心してしまう
知らず知らずに頼る土台となる

その極みが出たのがあのシーンか
誰にでも聞ける訳では無い質問。それに悠太はどう返すか?
でも、実際に返されたのは憤り。沙季の軽はずみを責める真剣さ。真なる他人だったら見せない親身さ
あのシーンは沙季が思う以上に悠太は彼女を家族として扱っている、扱おうとしているのだと判る

あの瞬間は他人だった二人が他人のままに誰も望まない関係に成りかけた瞬間。なら、それを乗り越えられた悠太と沙季は少しだけ他人より家族に近づけたのかも知れなくて
兄と妹に成れると思った。なのに、沙季に芽生えてしまったとある感情。二人の関係が実ではなく義でしかない点が今後更なる揺動を齎してしまいそうな…



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