マ組と普通科で夢の実現具合に大きな差が有るかと思いきや、普通科でも自分の夢を叶えようと努力する者が集っているというのは印象が変わる話
普通科の皆は魔法使い以外の夢を抱いている。そこでは魔法使いを夢見るクルミは浮くのではなく、魔法を夢の為に役立てる手段とするミナミが呈した魔法理論が面白いね
魔法使いとそれ以外、法律レベルで定められた壁は簡単に敗れるものじゃない。だからこそ、手帳ではなく自筆の魔法陣なら問題ないという論法は普通科の皆を惹き付ける
一方でマキが伝統について話すシーンも印象的。ルールが有るなら何でもかんでも破ればいいというわけではなく、ルールに従って別の可能性を探す事も否定していない
ただ、肝心の授業が凄いのか酷いのか判断に困る…(笑)
魔法陣の理論を図形を通して理解させるのは良いけど、難関校の授業がお絵かきに終止するってどうなの……
でも、それによってクルミは魔法陣の真髄の端緒を掴めたのかな?
既存のルールに従っていなさそうなミナミの授業、これを受け続ける事で本当にクルミは魔法使いに成れたりするのだろうか