食事が足りないとか客が増えた?とかお面を付けた少女とかホラーテイストの強い今回。そんな流れだからイトさんも同じように怖く感じるし、逆に夏目や田沼の頭を撫でてくれた行為に言葉以上の慈しみを感じることが出来る
「人だと思って接していた相手が妖怪だったら何だか寂しい」という田沼の台詞から真実を隠そうとした夏目。友人との間に隠し事があると壁を感じてしまうこともあるけれど、田沼は何となくイトさんの正体に感づいていたのね。その切っ掛けが夏目との出会いだったからこそ、真実を伝えずとも真実を共有できたと観ることも出来る。でもそんな風に読み解くと「友人を紹介したくて」が「恋人を紹介したくて」に脳内変換されてしまうから困る(笑)