禁軍が目前に迫る状況において、子の一族が辿る運命はほぼ決している。それを理解する楼蘭はいわば身の振り方、つまりは楼蘭妃として何をすべきかも判っている
だから、彼女は判ってくれるだろう父・子昌にも身の振り方を考えるよう促し、判ってくれる余地のない母に対しては何も求めないと
対して子の一族ではない為に処断される可能性が無い猫猫に死を覚悟した子翠から「後は頼んだ」と任されたという事は、猫猫は生きる為に必要な身の振り方をすべきという話になってくるね
意外な人間性を見せたのが子昌か
狸のような油断ならない人物と思われてきた子昌だけど、その実態は神美の暴虐を見過ごしてきた弱い人間か。彼は子の一族を率いる立場でありながら身の振り方が出来ていなかった
というより、先帝に頼み事をされた瞬間から彼は責任ある行動ができていない。そのような状態だから神美にも責任ある言動を求められず、逆に責任が無いと思っていた楼蘭が意志を強く持ち行動していた事に驚いたのだろうね
どうなるにせよ子の一族が辿る道は決まっている。その中で彼らが見せる責任とは…?
羅漢に詰め寄られた事で責任者としての姿を晒す事になった壬氏は見違えたね。禁軍を率いる立場として時には決断が求められる。そしりより被害軽減、猫猫より敵地の制圧。少し前の逃げ隠れする姿など見えはしない
彼は己に定められた身の振り方に準じていると判るね。それだけに今後は猫猫と以前のような付き合いもできなくなるのかな…
壬氏と猫猫は無事に再会した。これにより、後宮で難題を見事に解決していたように子の一族の反乱も被害少ない形で収められると良いのだけれど……