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良い (4.3)

今回の構成を見ていると茜と花火が同類であることがよく判る。茜と花火の行動を同時進行で描写していたのは二人の行動が同種である以上に花火の心情を茜が代弁していたというのも有るんだろうな
茜が鳴海に対して感じているようなことを、今回の花火は麦に対して感じたんだろうね
また花火が鳴海に対して求めていたのは父性だったのか。なら最初から麦が代替物になるのは不可能だったんじゃないかな?それどころか早苗相手でも満足できなくなる展開もありそうだ

麦は茜の本性を知っていたと言うけれど、それでも更に虜になってしまったというのはちょっと理解に苦しむ。芽衣に感じていたのと同じように弱い部分の有る女性に惚れやすいということ?芽衣が麦を拠り所としていたように、麦も茜を手に入れられないもどかしさから芽衣を拠り所としていたようだけど、久方ぶりの再会があまりに無感動的なのが悲しいね。これでチャラって……



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