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第二期の印象が残っているせいか全体的に違和感が拭えないのが難点か
最初は雪乃を「俺の敵」と呼び、雪乃も八幡を警戒していたのが経過とともに少しだけ変わっていくのが椅子の向きによって表現されているのが面白い
最初は離れた位置にどちらも黒板を向いて置いていたのが、結衣が間に来たことで雪乃は椅子の向きを変え、調理中には椅子は無くなり三人の距離はとても近くなる。
結衣の依頼の後には雪乃の向きは黒板に戻っているが八幡は椅子の背を向けつつ身体は雪乃の方へ、更にはそれまでのような離れた椅子の距離を強調するような構図は鳴りを潜めている
二人の距離は変わらないままだけど、向ける感情はほんの少しだけ変わった事が判る。雪乃と結衣が会話する空間を邪魔しないために部室を静かに出た八幡の行動はその最たるものか
他人を見下す傾向のある八幡、他人との馴れ合いを否定する雪乃。どちらも「自分」をしっかりと持った人間であり理屈臭いタイプであるけれど、そんな二人の間に入ってきた結衣によってどのように三人が変わっていくのかとても楽しみにしたい