私達現代人から見れば東村の環境は時代遅れで不便に思えるのに、そこから現代へ戻ったナギサにしてみれば、現代こそ不便になったと見ているのは面白いね
その言葉を補強するように、誰とでも簡単に連絡を取れる筈のケータイ・スマホは充電が切れたり感電によってあっさり使えなくなってしまう。使えても電話口で話す相手が信用できない状態とも気付けない
現代を舞台に昔ながらの価値観を持つユル達が戦う作品だからこそ強調された要素なのかも
秘密の話がしたいなら、文明の利器等に頼らず直接会って
アスマが咄嗟にユルを逃がして夜桜に説明させたのは賢い遣り方だし、ジンとデラが作戦に関する話を事務所で直接会ってしたのも同様の背景
…ザシキワラシによる秘密の会談はちょっとズルっぽい気もするけどね。監禁が意味を為さないなんて、そりゃスマホに頼る現代人からすれば想像もできない事態
極めつけは狼煙か
何処に居るかも連絡先も知らない相手と意思疎通を取るなんて現代人には難しい行為。それだけに場に居る者全てに届きつつ、東村出身者にしか解読できない狼煙は使い方を知る者達にとって究極的に便利
また、あの狼煙は助けを求めるだけの合図に留まらず、ダンジからユルへと仲直りしたいとの意思が垣間見えるものになっていたのは印象的
そう考えると、狼煙に関わる価値観を共有できるアサと偽アサの邂逅とて仲直りの機会となったり……は流石に難しいんだろうなぁ(笑)