英が無事に本命の国立大をモノにして、家庭のパーティー用とはいえクジマが回転寿司を楽しんで、此の半年間色々起こり乍らも喧しくも賑やかになっていったが、そんな中で訪れたクジマの換羽期と迫る北帰行。抑々春になる迄の間という期限付きの関係で有ったが、最早其れでは済まず収まらぬ程に同然のレベルを越えて家族そのものになってるクジマ。特に一番傍に居続けた新にとっては理解は出来ても納得出来るもんじゃ無いだろうが、季節が春へと移ろう中で其々どんな想いを抱いて道を選ぶ事となるのか。
然し如何してもクジマを引き留めたいという一心で形振りなんぞ構ってられなかったんだろうが、とは言え糊で羽毛をくっつけようとするのはやめとけ色んな意味で。其れを咎めた英も内心は複雑そうかもしれないが。