主人公がインドアなのは分かるんだが、法事とかいう身内の不幸を理由に同級生の誘い断ったり、良く知らない子の事をコイツと呼んだり、印象があまりよろしくない。主人公の視野が狭すぎてもにょる対応をするので、対人関係ではもっと可愛く見せた方がいい気はした。そして演出のあおりと俯瞰が、やたらに角度ついている。3Dモデリングを元にした作画が影響してるとは思うのだが、ここまで角度が付くと落ち着かない心地。日常シーンだし、もうちょいカメラはフラットでいいのでは。
主人公がセクハラされまくりで、見ていて可哀想な気持ちになる。リアルでも女性に向けてこんなセクハラありそう。主人公の立場に立って考えると辛すぎ。男性の立場だと、女性をいじってて楽しいのかもしれないが
船上バトルの180度カメラがヌルヌル動いてダイナミックで迫力がある。主人公が、傍観者で自分からは行動しないので、本人の性格やら考え方は不明だった。目的に向かっての行動がないので、メインストーリーが進んでいる感が薄い。極寒の地に奴隷が逃げて来て、親父が救った。寒波に村人たちがおびえている。世界を見てきた冒険家が村にいる。外部に折り合いの悪い団体がいる、という事実が淡々と語られるが、設定説明の域を出ない。主人公の目標や行動と絡ませて、感情を動かす作りにした方が、話が動いている感があって楽しいのではと思った。
絵と演出は丁寧で綺麗。ヒロインはからかい上手というより、包容力あるオカンっぽい。主人公との会話は、母親と幼稚園児の息子を見ている気分だった。まさかの夢オチ2連発……。突拍子なく、夢のファンタジーが入るので、???だった。パラレルストーリーメインで、真っ向勝負の現実がほぼなかったので、二人の力関係が謎のままで、初見には作品の面白さがわからなかった。出来が良さそうな雰囲気はあるが、夢オチ使われると所詮キャラの妄想だし、話の進行が無いので評価が難しい
ヒロインの歌は上手。ミリタリー戦から始まったので戦闘を期待したら、少女らの観光メインで、作品の目的が不明すぎて眠りに誘われた。女上司が音楽隊の必要性を声高に訴えるが、根拠がわからないので、会議で寝てるオッサン状態だった。何人か棒読みがいたり、マネキンにかかった服の乳袋が膨らんでいたりと細かい違和感が多い作品。戦争もので娯楽の重要性を訴えるのは難しそう。軍部の指令でイメージアップの為音楽隊が結成される方が納得感はある。もしくは歌で戦闘に参加するなら、シリーズものの特色は出そうではあるが、違うっぽい1話。