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個人的にこのシリーズの面白い点は、からかう高木さんと、あたふたする西片を見ながらニヤニヤするところにあると思ってますが、物語の後半は、からかい成分が無く、普通に青春している感じだったので、ちょっと物足りない印象がありました。
告白シーンは男らしかったけど「えっ、告白?」っていう唐突感があったし、夏祭りの高木さんの返答もあっさり感があったような気がして、ここでも物足りなさを感じてしまいました。劇場版だし、もうちょっと印象的なシーンでも良いのではと思うのは贅沢でしょうか?
ED後の大人エピソードでは、背も伸びたし声変わりもした西片の、成長しているようで、やっぱり変わってない感じにはニヤニヤできたし、呼び方が「高木さん」から「お母さん」に変わっていたのも、おかしいような、しみじみするような、なんとも言えない気持ちになりました。
それから、木村はTVシリーズに引き続き、いい仕事してました。結婚式の仲人は木村だったに違いない。

全体的には、TVシリーズでそうだったように、話を短くまとめてテンポ良く展開する良さが、劇場版では無くなってしまったかなといった印象でした。

蛇足だけど、インコが普通に会話してて違和感を感じたのは自分だけでしょうか?同じ言葉を繰り返すならまだしも、受け答えができるのはちょっとやりすぎな気もしました。



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