サービス開始日: 2021-02-28 (1986日目)
色々なことがありながらも周りの仲間達がダリアを支え合う、そして前を向いて”うつむかない”ロセッティ家族のハートフルな作品だった。
両家の意向でダリアとトビアスが政略結婚という流れだったけど、結婚後のトビアスがあまりにもクズすぎてヤベー奴だったのが序盤の印象だったな。中盤以降はヴォルフが登場してダリアと仲良くなり、最初は結婚するのかなと思ったが最後までその流れは無く、今後可能性がありそうな展開だけが残った。終盤にかけては商会の話になり、そこまで盛り上がる所もなくヌルっと終わった感じだった。作画に関しては最初と最後以外はエコモードで運行してた印象だったね。
全体的にこれと言って盛り上がった所もなく終わってしまって、「あ、気づいたら終わった」というのが正直な感想だが、心温まる作品には違いないなと思ったんで、なんだかんだ結果としては面白かった。
漫画のキャピキャピした作風ではなく、より現実に近い恋愛モノで細かい表現が映える素晴らしい作品でした。
最初この作品すごく地味だなと思ったけどそういったわけではなくて、日常の中での何気ない動作や細かい演出が散りばめられていてすごく見応えがあった。主人公とヒロインの家庭環境が要因で恋愛以前に人間関係で縺れたり、親を悲しませたくない一心で自分の感情を押し殺したり、家族だと割り切っていても好きなことには変わりはないから嫉妬したり、なんだかんだ不器用な二人の感情の変化が面白かった。最終的に”すり合わせ”という形で終わったが、周囲に悟られないように付き合い始めた結果、どこかで感情の爆発がありそうで気になる。
演出に関してはアニメというよりどちらかというとドラマとか映画に近い作り方、無駄なBGM、大げさな演出が無く、細かい演出が散りばめられていてドラマ的演出だなと思った。なんならこのまま実写ドラマ化しても違和感ないかもしれない。何より面白いのが原作者のTwitterの長文解説、本編で理解しきれなかったところを要約してくれるから「なるほどな」てなった。
なんならこの先が一番面白そうだから、2期制作してほしい作品。