本日の夜実況。
今までハミィを指導してきたセイレーンは、ひとりの歌い手としてハミィの才能に嫉妬。にも関わらずハミィはそれまでと変わらずに、セイレーンを姉のように慕い続けている。
スイプリのシリーズの根底に、それまでのシリーズにない繊細さがあるなと。かような根深い話がこの1話で解決するはずもなく、どうやら「黒幕」が、セイレーンの嫉妬を増幅しつつ持続させてきたこともわかる。
このシリーズを周回している立場から見ても「黒幕」の悪意は許しがたいもので、悪党としてのキャラ立てはなかなかのもの。
一方メフィストは、トリオ・ザ・マイナーの誰が「リーダー」に相応しいかになど全く興味がなく、本命はあくまでセイレーン。なんというか部下の扱いが雑だなぁ、この上司はw
なかなかにエグい脚本……まさか思い出の音符をズタズタにするとは思わなかった……。
きっと理由はわからないけど、同じ月を見上げてしまうセイレーン、早く洗脳解除されてくれよな……
しかしキュアミューズの正体がセイレーンではない、というのが驚き。ミステリ的には、もう登場人物の中に該当者がいるのだけど、全然わからん。
ハミィの徹底した性善説すごいな。そして、セイレーンへの打算のない無償の友情。セイレーンの心が変わろうが変わるまいがハミィにとっては親友だと。これは普通の人間にはなかなかできることではない。親友であっても心が悪性に変わってしまえば、袂を別つ者は多いし、それが処世術でもある。ただ、大きな慈愛を持つ者は、人を信じて騙されても疑わなくてよかったと思えるのだと思う。
キュアミューズがセイレーンではないことが判明した回。