最終話から直結する社交パーティ当日のエピソード。今後の局面にも関わってきそうな新たな出逢いと共に1期の事件を改めて総括し、久堂の家に嫁いで清霞の他にも美世が得た大切な"家族"の存在を噛み締める。「わたしの幸せな結婚」の題に真摯に向き合い、香耶や幸次にもいつか訪れるだろう未来に思いを馳せる。誰ひとり切り捨てず、丁寧に紡がれた物語が心地よい。2期への期待が高まるばかり。
アニメ1期最終回の後日談としてこれ以上ない位に完璧な内容だった。清霞の姉の葉月が美世のことを本当に大切に思ってることが分かったし、美世もまた義理の姉になるだろう葉月のことを大事に思ってるってことが分かった。舞踏会が終わった後の久藤邸の朝も描写されて、キスしようとしたけど新の訪問で失敗した清霞と美世、仕事に出かける清霞の頭を撫でて照れる美世、撫でられて同じく照れる清霞、清霞から頭に口づけされて照れる美世と、本当に微笑ましくて思わずニヤけてしまうような、2人の幸せそうな様子が描かれて大満足の内容だった。相変わらずの美麗な作画と演出だったし、文句なしのOVAだった。2期への期待がより大きくなった。
★★★★★★★★☆☆
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