復活間近の四霊「鳳凰」との戦いに備える盾の勇者・岩谷尚文は、
反目し合う四聖勇者の力を合わせるべく、
三勇者と対峙し、そして和解へと至った。
しかしラフタリアが、
誤解から王位を継承する意識ありと認識され…
クテンロウという国の刺客に命を狙われてしまう。
尚文はクテンロウと話をつけるため、
唯一連絡船の出ている、亜人の国シルトヴェルトを訪れる。
盾の勇者を信仰する亜人たちに熱烈に歓迎されるが、
シルトヴェルトも一枚岩ではなく、尚文一行を歓迎しない者もいた。
そして、クテンロウもまた政情不安を抱え、
ラフタリアが革命の旗印に祭り上げられていく。
混迷を極める情勢の中、
尚文は仲間を導く光となるか――。