デスパライアの放つ使い魔との戦い、さすが最終戦闘。
しかし希望の源を封じればいいとデスパライアがドリームを絶望させようとしてくる…でも偽ココの誘惑に負けずはねのけた。強い。
永遠の命を得たのに安らがない、老いへの怖さが拭いきれないデスパライア。怖いと思うのは我々と同じ「心」を持っているから、そう気づいたドリームはあえてのぞみとしてデスパライアと向き合った。仲間同士で恐れを払い、夢と希望を持てることに望みを感じたか。
デスパライアがプリキュアに耳を貸そうとしたところへやってきたカワリーノ。まだいたんかい…でもデスパライアに阻止されたうえ、ブラッディに引きずり込まれたねwざまぁw
暴走する力を止めるため自分もろとも封印してくれと頼むデスパライア。こんなに丁寧に侘びて感謝して去っていく敵首領珍しいよね…。
国民全員押しかけたら大変だなwそして2人国王案に全会一致で決定w
前に進むために、ずっと持っていたあの鍵をこまちに手渡すナッツ。
ついに先生になるという夢をみつけたのぞみ。ここで可能性の気球の話を持ってくるのがホント良い。
本日の夜実況。ネタバレあり。
デスパライアが悪事を詫びた。力を得ても満たされることがないと知り、自分のしてきたことの無意味さを知り、自らのぞみとの対話を求めた。
ここまで真摯な敵首領が今まで居ただろうか。プリキュアへの変身を「武装」と解釈し、プリキュアたちが変身を解いて対話するシーンと併せて本当に印象的。
カワリーノの最後っ屁は、S☆Sの定番展開を思い出す。
デスパライアの「改心」によって行き場を失い、自ら「絶望」。ブラッディ執念の道連れで共に地獄に落ちる。この因果応報な最期もまた印象的。
のぞみが自分の夢を持った。
良回だった11話の伏線がここで回収された。普通だったら到底続きを書けそうもない、奇麗なラスト。
のぞみは相思相愛のココや4人の仲間もいるからどんなに困難な状況でも絶望しなかったけど、デスパライアは不老不死の望みを叶えても生老病死の不安から逃れられず、のぞみと違い仲間もおらず(歪んだ愛人カワリーノはいたけど)絶望して、全てが虚しくなって、(封印という形は取ってるけど)死の中でしか安らぎを得られなかったんだと思う。
バトル偏重ではなく、こまちナッツ、のぞみココの別れにも時間を割いていて良かった。
王国民で一杯になったかれんの屋敷が多頭飼育崩壊みたいだった。