本日の夜実況。
まず「壊れた埴輪は決して元には戻らない」という大原則があって。
関わった全員が、「この状況のために何ができるのか」と各々考えて行動する。これがそれぞれ面白い。
咲は「皆が元気になるように」と願いを込め、オムレツをつくっていた。皆に落ち込んでいて欲しくはないから。
舞は埴輪の絵を描いた。舞自身は「それは意味のある行動なのか?」と葛藤しつつも、とにかく描いていた。
ふたりのこの行動が特に個性的なのだけど、各々の行動がパズルの中で、最後には意味のあるピースとしてきれいにはまる。
当然ながら、埴輪は完全には復元できないのだけど、皆の笑顔で締めくくる奇麗なエピソードだった。
また、「自分には大切なものはあるのか?」と、満薫がはっきりと自我に目覚め始めていたのが印象に残る。
自分たちはアクダイカーンの言いなりではない。後の展開への大切なトリガーが、この回で引かれている。
本日の夜実況。
舞ママの埴輪を落として壊してしまったことをきっかけに、その場にいた皆が、互いへの思いやりを持つやさしい世界。
自由な舞ママは徹夜明けの皆に、「みんなで寝ましょ」と言う。起きたあと皆で、咲のオムレツを食べる。一見本編とは直接関係なさそうな序盤のオムレツの話が、こんなオチにつながっていたなんて素敵。
壊れた埴輪の話と並行して、満薫は引き続き、プリキュアの強さの秘密を探っている。
合理主義者の薫、壊してしまったものは戻せないのだから、そこに時間をかけるのは時間の無駄と言う。それもある意味では真理。人の優しさが理解できない無垢な二人だが、悪意はなくただ「解らない」というだけ。
アクダイカーンではなく、自分自身の望みは何か。満薫は自我に目覚め始めている。
心に目覚め始めた……これはひょっとするか!?!