ヒロは京介との会話でどっちつかずなことを自覚
それぞれの関係を明確にして前に進み出す
宙ぶらりんだった状態にようやく決着。今までは全てにどっちつかずのクズ主人公だと思っていたが、「全部大事なものだから全部手放したくない。けれど、一番大事なものを手放さないために、どれか手放さないといけない」というセリフに唸りました。これがひろ編の一番根幹のテーマなのかもしれない。「捨てるんじゃなくて、捨ててもらう。だから傷つく」というセリフもすごく良い…
景との決着シーンも良かったが、なんといっても電話のカウントダウン。カウントダウンが進んでいくにつれ明らかになるみやこの本心、そしてラストの駆けつけシーン。演出もバチバチに光っていて大好きなシーンになった。
ひろがみやこのことを好きになるのは少々唐突に感じたが、青春ものとして本当によくできている。みやこ編はこれで終わりかな?残りは千尋か
チャリで駆け付けたシーン、グッときちゃった。手にぎにぎした。
景との関係をちゃんとすること。それは苦しいことであり、乗り越えねばならないこと。お互いがそれを理解し協力した末に、元の兄妹に戻れることを願って…。
そして、ラストまで進むカウントダウン。それはみやこにとっては別れのカウントダウン。刻々と減っていく中で明らかになっていくみやこの本心。
それは42を過ぎた頃。うっせーよ!を皮切りに、まくし立てる紘の決意。減っていくカウントダウン。溢れる想い。最後に聴きたかったそれが聞けない絶望。色が消えていくみやこの世界。そして、駆けつけた紘。その事実に世界が色付き始める。
みやこの居場所であり、希望であり、安心。全てが表現されたこの瞬間が本当に好き。
単純にカウントダウンが減っていくシーンでこれだけの物語を描けるカリスマ性に本当に脱帽。好きすぎるシーンです(*´-`)
景ちゃんのところ (号泣)
みやこの部分は復活演出に見えて真顔になっちゃう