人を殺して感動を謡う物語は腐るほどあるけどこれにはそれがない純粋な感動がありました。
群像劇で何人かの恋が同時進行していきます。少ない尺な筈なのになんかすげえ感動してまじでボロ泣きしたwwこんなの滅多になかったです。
僕は同じアニメを見返すことは全くないですがこれは数少ない2回以上見たアニメの中のひとつ。キャラデザが苦手な人いると思うけどそれで避けるには勿体ないと思う、二期は話が重すぎるので見なくていいかも
確か新海誠が有名になったのってこれのゲームに携わってからだった気がする
三つの物語が交差する文学型群像劇
あまりキャラの情報を出さず、スポットが完全に当たった時のみに全てをさらけ出すって感じだったので展開が読めずかつ考察しがいがあり常時楽しむことができた
そして、演出が本当に素晴らしすぎた
小説、漫画、映像作品とそれぞれ違うコンテンツで表現している主人公たちに合わせて演出を変えているように思えた
各パートのクライマックスは同じ表現をしていたが
小説組では
章のタイトルから続きの物語が始まる、場面を全て写して会話を進める、激しい感情を表す際には背景を消して感情に合った色合わせると言った小説の活字から舞台を作り出した演劇のような演出
漫画組では
他の漫画をリスペクトしているような表現とセリフ、漫画のコマみたいに画面の1部のみを使う、1枚絵から一つずつ文字や絵が足されていくなど漫画の表現を一部切り出して映像に組み込むような演出
映像組では
見せたい映像部分はゆっくりと何度も見せ印象づかせる、その映像部分は同じなのに見たタイミングによって見方が変わるなど文字通り映像から感情を映し出す演出
をしていたと思う
三つの物語が同時に動いてるのにどの話をやっているのか分かりやすかったのはこの演出の違いがあったからだと思う、スポットを当てていたヒロインの曲を毎回EDに使用してたのも良し
最終回にOPの映像(日本語verになっている含め)が変わっていたのは正直熱さしかなかった
「ef - a tale of memories.」視聴終了
評価A+(名作)
テーマすら全く知らずに視聴した作品だったが、すごくよくできた青春ものだった。最初はポエム連発の古き良きアニメだなと思っていたけど、扱うテーマとしては現代でも共感しやすく面白かった。
鎖に繋がれた羊など、詩的表現や小恥ずかしいセリフを連発する作品は好みが大きく分かれると思うが、自分は超超好きなのでものすごくハマりました。特に10話での、宙ぶらりん状態からの決着はなかなか心に響きました。
そしてなんといっても演出。シャフトらしさ全開というわけではなかったが、7話の文字だけの電話シーン、10話の公衆電話でのカウントダウンシーンなど、物語に最大限のめり込めるような魅せ方が随所光っていて感嘆、脱帽です。これだけ演出に深くはまれる作品はそうそう無いです。
ただ、これは2つの物語を同時並行で進める必要はあったのか?というのはやはり気になりました。二つの接点も、二人が姉妹だということぐらいなので。両方とも面白かったのは確かですし、仮にどちらか一つだけに絞って、その一つの尺を伸ばしたら蛇足になるというのも十分分かってはいますが。
でも、予想してたより数段面白く、良いアニメに出会えたなあとしみじみ思いました。というか、結構綺麗に終わったのに二期は何やるんだ…?全く別の物語をやるのか…?結局あの天使?は何なのか…?その辺は次に期待ですかね。
詩的表現や小恥ずかしいセリフを連発しており好みは分かれるとは思うが、そういう系統が好きな人、また、シャフト演出が大好きだという人には胸を張ってオススメできる。名作でした。
→内容・題材
ある街のある高校に通う学生やその周辺人物たちによるいくつかの恋愛ストーリーがテーマ。メロディーズ(2期って扱いでいいのかな?)と合わせて見る前提で作られた作品。優子と火村、そしてこの街についての2つの謎が明かされるミステリーアニメでもある。基本属性はいわゆるギャルゲもの。
→キャラクター・声優
全体的にどのカップルも楽しく見れる。個人的にはみやこが好き。でもやなせなつみさんのとても花が詰まった声がめっちゃいいという理由で千尋推し。
→好きなポイント
なんと言っても「これぞシャフト作品!」って感じの映像。もう10年以上も昔の作品なのに、やっぱり引き込まれるかっこよさ。物語シリーズの会話パートやまどマギの魔女の世界のような万華鏡のようなあの映像・演出が好きな人にはぜひおすすめしたい。
ネタバレ防止のために詳細は書かないが街に関する謎の種明かしは、記憶喪失担ってもう一度体験したいほどのはっとする経験。これだけでも「あっと驚く結末」部門でおすすめしたい作品。
音楽、キャラクター、演出がGOD
さすがシャフト
OPオシャレすぎね
久々にいいアニメを見たような気がする
昼ドラっぽい鉱、みやこ、景の三角関係と純愛ものっぽい雰囲気の蓮治と千尋の真逆の雰囲気の2つの恋愛模様を楽しめる作品だと思います。
個人的な意見としては「どっちかで良かったんじゃね?」というのが正直なところです。実際、景と千尋が姉妹だって事くらいしか2つの物語に接点が無く、同時並行で進める意味がよく分かりませんでした。ただ、両方とも面白かったことには違いないのですが…
特に三角関係の方の景とみやこの蹴落とし合いは見ていて鳥肌が立ちました。だからこそ最後に何となく和解して欲しくなかったような気もします。
ネットで持ち上げられてて見たけど損した。CLANNADと同列に語るのは烏滸がましすぎる。efは下の下だよ。
面白いって言ってる人は、シャフトの演出と3視点ストーリーによる現状の把握不足、言い回しの難しさで呑まれてるだけ。何も考えずに作品を見てそうだ。
内容があるようで本当に無い。超単純なストーリーを言い回しや演出であるように見せてるだけ。