キャラクターの動きのリアリティが凄いのと、カメラワークがオシャレ。
ガチのWindows95を使ったり、核ミサイル発射させたり、踏み込んでるなぁと思った。下手したら問題になる。
だからこそ、「コミカルさ」と「世界の危機」のアンバランスが面白い。
今や、インターネットが無い場所なんてないけど、当時はあったんだよね。
複数人で見る機会がありました。
うちでは気付けなかった細かい点を言っていて、より面白く感じられました。
たったの40分で無駄無く終わる物語。
10分という時間を作中と映像で同じにした事、世界中の子供達の描写。
改めて、凄い作品だなと。
こんな短時間で、綺麗に纏めて面白い物語出来るんだ。
物語の中じゃ数時間しか経って無いし、主な登場人物は4人しかいない。
世界中の子供達の応援と、現実世界の核ミサイルの描写何か凄い。
あのデジモン悪気があった訳じゃないのが、怖い。
レイアウトとか画作りが上手いすぎる………
各地のひこうき雲をミサイルのように見せる演出とか
切迫感とドタバタコメディを絶妙なバランスでのコントロールとか、デジタル世界の映像演出とかも上手い
短編としての密度の高さ、盛り上がりと構成も非常に上手い、やっば細田守って天才なんだな…、
リバイバル上映で久々に視聴。
やっぱり何回見ても面白い。
OPが最高、これから最高が始まる〜!って期待感を煽りに煽ってくれる。
太一と光子郎のバディは見てて楽しい。意外と光子郎が図々しいの好き。
戦いに参加しない子供達も、らしいな〜って感じの過ごし方してて微笑ましい。
そして何より展開のスピードが心地良すぎる。こんなに短い尺でえげつない満足感。
最高!!
細田守&吉田玲子による初期の大傑作。
テレビ版の後を描いているのですが、仲間が集結できないあたりの展開がおもしろい。(多分尺の都合でしょう)
集結はできないけれど、それぞれの仲間にそのキャラクターらしい場面が与えられているあたりに、クリエイターの良心を感じます。
物語のワクワク感もなかなかのもので、冒頭であの前作と同じボレロが流れた時は、一気にテンションが上がりました。
それでいてスケール感は前作から大幅にアップ!
前作が団地の子ども達を描いたのに対し、今作では世界中の子どもたちによるウォーゲームが描かれます。
お茶の飲み過ぎや過剰に届いたメール、オープニングの演出などが伏線として回収される終盤はまさに神展開!
太一とヤマト、そして世界中の子どもたちの想いが集まったからこそ生まれた『それ』には音楽も合わさり、とても感動しました。
後々シナリオは細田監督の代表作『サマーウォーズ』に流用されています。
サマーウォーズもキャラクターの多さやスケール感など魅力はありますが、やはり40分という尺を使いきって完全燃焼したこの作品の方が、私は好きです。
40分程度で適度に見やすく、40分とは思えないほどギュッと詰まっている。懐かしみ。
主線がないデジタル世界の表現がとてもよい
今見てもやっぱり面白いなあ