温かくて甘酸っぱい気持ちになれる優しい作品でした。
キャラクター達みんな素敵なんだけど、特にメインのふたりが超魅力的。主人公の長谷くんは本当に真っ直ぐで、ヒロインの藤宮さんも健気で可愛らしくてすごく良かった。アニメの範囲では友達で終わってしまったから原作で2人の恋路を見守ろうと思う。
設定4/脚本5/映像音楽5/個性5
◎かなり面白かった
良作でした
この作品は最終的に長谷と藤宮がくっついて終わるのかと思ったけど、一週間フレンズというタイトルらしく終わった。この付かず離れず見たいな何とも言えないやきもきする関係が、見ている者の心を締め付けるいい作品だと思う。EDの奏もそういう作品の雰囲気を引き立てていると思う。マジで良曲。
主要キャラの中では桐生が一番好き。優柔不断でネガティブな長谷に振り回されっぱなしだけどなんだかんだ世話焼きな、めんどくさがりだけど友達想いのめっちゃいいやつ。山岸の面倒も見てるのは掘り下げあったけど、人の良さがすごく出ていてよかった。こいつこそ幸せになるべきキャラのはずだ。
一方でこの作品に不満もある。一週間しか記憶が持たないのを日記でゴリ押して解決しているところだ。最初に長谷が日記を提案した時に藤宮が何か言いかけた感じ、以前にも日記を試したことがあるような気がしたけど特に掘り下げ無し。まぁここは俺の勘違いということでスルーしてもいい。しかしながら、最終的にノート3冊にもなるような日記を月曜朝に読み返しているっていうのが無理がある。いくら少し記憶が残るようになったからと言って、月曜朝だけで読み返し切れる量じゃない。途中で読み切れなくなる展開になるものとばかり思っていたが...。
不満こそあるが、総評としては並~良アニメという印象。これもたぶん原作とかの方がしっかりしててそっち見たほうが良い系のやつな気がした(原作知らないので分からず)。
☆☆☆☆