演奏シーンがちゃんと動いてる…!どこぞの森とは違う
かをりの演奏めっちゃよかったわ。楽しそうなかんじがこっちにも伝わってきた。演奏を完璧にこなそうとする主人公と、コンクールの評価なんか気にせずに演奏を楽しむかをりとの対比か。面白そう。期待できる
公正有名人なんだな、それはそれで辛いだろうけど。
かをりちゃんの演奏すごかった。
「彼女は美しい」
「まるで映画のワンシーンのようだ」
「もう一度聴きたいけど聴きたくない
もう一度会いたいけど会いたくない」
コンクールを見に行き、かをりの演奏を聞く。
映画のワンシーンのよう、代役に任命される友人A。
初見では気づかなかったが、かをりは結構ドッキドキだったんだな。
ヴァイオリンに関する知識は全く無いといっても間違えがない自分のような人間でさえ、かをりの演奏は別格だった。確かにそれは演出の差ではあるんだけど、彼女と他の人では明確な差があった。彼女には「私の音楽、届くかな」と口ずさんではいるものの自分の演奏をしてる印象を受けた。それに対し、主人公含め他の演奏者は会場の雰囲気同様なにかに急き立てられたように、”勝つ”演奏をする。この場面においては前者が華やかに描かれるのは当然のこと。
ヴァイオリンパートは素晴らしい出来だった。
また、一つ一つのキーポイントを演出面含め丁寧に回収していく。そこにはそれに入るまでの雰囲気作りの上手さのおかげもあるのかなと。
だからこそ、どうしてその雰囲気を壊すような茶々入れを毎回してくるのか。雰囲気を柔らかくする必要もないよな…と感じつつ。
評価をされるためにピアノを弾いてきた主人公と対照的に純粋に音楽を楽しんでバイオリンを弾いているヒロインが印象的だった。
音楽を純粋に楽しむって簡単そうでどれだけ難しいのだろう。
自己肯定感がなくて自分なんか好きになってくれる人いないって思っている主人公が印象的。ここからどう変わっていくのか。
最初は友人Aでツラくても、終わりよければ全てよしだと思ってる。
かをりの演奏が迫力あってよかった。もっと音楽やっているところを見たい。
誰に音楽を届けたかったんだろう。