「音に自分が宿る」演奏家にしかわからない感覚。
「私たちに、私はいない」椿は先輩と付き合うのかな。
かをりちゃんは椿と分かれた後、学校に戻って公正のところへ。
公正を変えたのは紛れもなくかをりちゃん。
「夜の中に僕ら二人しかいないみたいだ」
「音楽は言葉を超える」
公正が離れて行くのを感じて、試合に集中出来ず。
椿が怪我していることも見抜く公正。
幼少期は公正がおんぶしてもらって、今度は反対におんぶしてあげる対比が良い。
公正のかつてのライバルたちが出て来るのか。
諸行無常
埃をかぶっていた有馬を再び輝かせているのは間違いなくかをりで、まるで自分は有馬にとって必要ないみたいと感じ出した椿。かをりへの嫉妬でも、公正への愛情でもないこの言葉に表せないような感情。それを抱えて椿は周りが見えなくなる。
恐らく有馬は椿のその感情も汲んだ上で優しい言葉を投げかけたんだろうね。あの時椿が最も欲していた言葉を欲していた人から言われて、ようやく安心できた椿。そこから溢れ出す涙を見たらそんなの私も堪えることが出来るわけないよ…
ピアノとは関係ないとこなのにこんな超神回を挟んでくるとか本当にすごいな。椿の、好きとは少し違う、今のまま変わりたくないという感情がすごく心に響いた。語りのチョイスがすごくいいな。
そしてようやく、OPにも出てきた新キャラ。楽しみ
かをりに背中を押されてピアノの練習、苦しいけど充実。
地区総体を見に行き、椿をおぶる公生。
音楽をしている(同じ気持ちがわかる)ものとしていないものとの間には隔たりがあるのわかるなぁ。超えられない壁みたいなのがあることを勝手に感じてしまうんだなぁ。椿ちゃんの気持ちを思うとすごく切なかった。おんぶのシーンがよかった。泣いた。
次の舞台はピアノコンクールか。ラストにライバル的なキャラも2人登場して「ギッタギタにしてやる」とか言ってるし、バトルアニメの方向になるのか?ならないよね?
椿好きだったけど、この話でちょっと嫌になったかも…ライバル出てくる展開も苦手だし、今後楽しく見られる自信がなくなってきたなぁ。
女性キャストのチョイスが俺得だ…。語りが多い作品ということも相まって、イヤホンで聴くととても良い。