あえてセリフを聞かせない演出が意味深。
星のペンダント。
☆☆☆☆(4)
やっぱりユリーカ先生熊だったんだな。理由は違ったけれど澪愛を食べたのもユリーカ先生だし、紅羽の命も狙っているし。でもユリーカ先生が彼に拾われて澪愛と友だちになったころは、断絶の壁なんてまだなかったんだなあ。彼が能登麻美子なのヤバいな。男なのに赤いヒールを履いているところも最高。
ユリーカ先生は紅羽もそうだけど、紅羽の父親に嫉妬しないのだろうかと思うんだけど、この件については触れられないで終わりそうだな。澪愛が一人で宿した子だったりするのだろうか、(ク)マリアさまだけに。
箱にしまっていたら存在しないのと同じことっていうのは私もそうだと思うけど、『輪るピングドラム』でちょっとだけ出てきたからシュレディンガーの猫のことがチラついてしまった。でもシュレディンガーの猫って多分そういうことじゃないよね? 学ばないと。
あと澪愛がまだあまりお互いのことをよく知らない段階で、ユリーカに対して好きって言っているのがなんとなく苦手というか、やっぱり傲慢に感じてしまった。桃果じゃないけれど、愛に飢えていそうな子に出会ったばかりで無条件の愛を与えるような人ってなんか苦手なんだよな。まあそう考えると親というのは本質的にそういう存在であるわけなんだけど。親から承認されていない子のことはどう愛すればいいんだ。
約束のキスは銃弾のことだったんだ、というのも、絵本の内容と銀子と紅羽の好きの内容を照らし合わせてみると合っているような気がする。銀子の好きは紅羽で、紅羽の好きは純花なわけで。LOVE BULLETだし。「見殺しにしたんだ(推測)」を視聴者に聞かせないのもイイネ。
うおお、これまた続きが気になる終わり方…ユリーカの思惑通りにならずに済みそうなタイミングでなんでるるが出てきたんだろ?おそらく純花を見殺しにしたことを話したんだろうけど、雷雨でセリフが聴こえない演出をしているのはそれ以外の真相も隠されているってことなのかな。
ユリーカ熊説はあっさり開示されたけど、箱とか穢れから守るとか新しい概念が入ってきてまた謎が深く。澪愛にいるはずの夫という存在も描かれないし、この作品には男性は出てこないものかと思っていたが今回初めて「彼」という人物が出てきた。でも風貌は女性的、宝塚の男役のようなイメージなのかもしれない。まぁユリーカの屈折した愛情は澪愛に悲劇をもたらしてしまったのね…
(2015/2/24)
今回も紅羽さん可愛かったね。でもまんまと人のいうことばかり聞くのはキケン。
母の澪愛さんもよし。
ユリーカ先生まさかの……でそして終わりからの続きが気になってしまうじゃないか。
霞花を食べたのは銀子だったら、蜜子が生きてる可能性高くなったなぁ。
なぜ霞花を食べたのか、霞花本当は黒い子…?
こんな気になる感じで終わらせて次が2週間後とか…!
予想できたとはいえ、ユリーカさんまで熊だったので、主人公も含めてみんな熊だったとしてももう驚かないぞ。
一番の黒幕?はユリーカ先生だったか。彼女に誘導されて紅羽が銀子を撃ちそうになるけど、それを何とか思いとどまったところでるるが登場。最後の銃声はどんな結果をもたらしたのか? 音声なしの会話や見せ場がたくさんあったりして、なんか目が離せない展開になってきたな。