正義には必ず対になる悪がある。悪を倒すのが超人だ。そうか、正義って人間の希望そのものだったんだ。希望を叶えようとする人間の姿そのものが超人だったのかもしれないな。そして最後に、輝子や風郎太の成長した姿を見て嬉しかった。
結局、よくわからん終わり方だった。
人にそれぞれの正義がある
力があってもなくても、
正義がぶれたり迷ったりしても、
心通うもの同士が呼応してつながっていく。
歌が誰かの心に届くように。
願いが誰かの気概をかき立てるように。
希望が誰かの笑顔を守るように。
人から人へ想いがわたっていくように。
想いが人を超えて人をつなげていくように。
そういう存在を超人と呼ぶのかもな。
これまでの設定を活かしながら物語が収束していくのにとにかく興奮した。広島生まれの爾朗には対になる存在が長崎辺りで生まれていると思ったが、ラスボスである里見の元ネタはまた別のようだ。
平和になった後、宇宙から来る侵略者とは何をモチーフにしてるんだろうか。スターウォーズブーム?ガンダムブーム?僕はスペースインベーダーブームから始まるテレビゲームという新メディアだと思ってる。
結局爾朗は超人の敵になることで地に落ちた超人の印象を回復させようとしたのか。自身の怪物的な力、ウルティマポリスを占領してしまった笑美を守るためとはいえちょっと自分勝手にも程がある選択肢。
でもそこに里見という爾朗と対になる存在が現れることで爾朗が怪獣から超人になるという展開は感動した。里見って不思議なキャラだったんだよね。何故あそこまで超人たちを敵視しているのかが判らなかったから。でも今回爾朗と似たような生い立ちであることが明かされたが、もしも爾朗に何の救いも無かったら里見みたいになるかもと考えれば、爾朗にとっての悪が里見になる展開に納得
そして爾朗へのもう一つへの救いが透明化し力だけの存在になること。一見すると危険に思えるけど神化29年のように破壊活動が行われたなかったことを考えれば人と超人のいる世界を守る存在に、つまり正義の味方になったことが判る。
ラストに宇宙から脅威が迫っていることが明かされたけど、倫子が超人への幻想を守りその上で超人や爾朗がいるならば問題なく対処できると思える
良い最終回だった!
里見はツングースカ事件の隕石?「スーパーロボット大戦」みたいに、本物をもってこられれば、歴史になったかも。昭和史、アニメ、まんが、特撮と要求される知識量が多すぎました。新宿へのこだわりは、會川昇さんの思い入れみたいです。あと、ずっと西口だったのが、最後は東口ですよね?
乗れた人は面白かったと思うんだよこのアニメ
演出的な部分で乗れなかったから何かもったいないアニメでしか無い