なにかと振り幅の大きな内容ながら、主人公の心情などが丁寧に綴られた良い作品です。厳しくも優しい世界感の成長譚ですね。面白かったです!
いっすね
原作と(私の中での)解釈の落差が少なくて嬉しい。
ゆっくり丁寧に演出されててアニメ版も良きだと思う。
◎かなり面白かった
(視聴開始: 2016.10.8 視聴終了:2016.3.18)
シャフトっぽさと作品自体が持つ柔らかく、優しい雰囲気のバランスが絶妙だと思いました。
全22話ですが、46個のエピソードから構成されていて1話1話が物凄くあっという間に感じられました。
主人公は若きプロ棋士として闘う姿と、学校に馴染めない普通の17歳の両面が見られ、ついお節介を焼きたくなるようなキャラクターだと思いました。この主人公の持つ両面は物語にも影響していて、シリアスとほのぼのがいい塩梅だったと思います。
将棋が分からなくても面白い
キャラクターが良い
泣ける
担任の先生がゆるくて好きです。
【★★★☆☆】💿
☆☆☆☆
んー、自分には合わなかったと言うべきか、面白くなかったと言うべきか…
【ストーリー】
将棋を題材にした作品ということで、ヒカルの碁やちはやふるなど、ああいったゲームを題材とした作品はほぼ確実に好きだったため視聴しました。
しかし、この作品は将棋はおまけなんだなというように感じました。
・大して好きでもない将棋でしか生きられない主人公と、将棋しかないのに奪われてしまった義姉との対比
・お世話になってる三姉妹の可愛い日常
・将棋で紡いでいく人間関係
こういった3本柱で進んでいるように思えるのですが、どうもそれぞれのテーマが独立して進んでるようで、気分が乗ってこない。ポンピングブレーキかけられてる感じです。
さらに、1話からの説明が少なすぎて、どんな話で、どうやって見ていけばいいのかしっくりきませんでした。
ここは実写映画を先に観ていたからわかりましたが、観てなかったら1話で切ってたかもしれないです。
逆に、映画が綺麗にまとまっていたので、そっちの評価があがりましたね。
そして、この1期ではほとんど何も解決しないので、ここまで見てしまったからには2期も観るか…という少し重い気持ちです。
【キャラ】
三姉妹はめちゃくちゃ可愛いのでそれだけでも見る価値ありますが、どうも主人公が…
主人公、悪いわけではないんですよ。中学生くらいにこの作品観てたら共感できただろうなと思います。
大人になって、いろいろ乗り越えた後にみると、ちょっとイジイジしすぎでイライラします。観る人の状況で結構見え方かわるんじゃないかなーと。
あとやっぱりすごいのが、二階堂。めちゃくちゃ良かった。
実写映画の染谷くんが凄すぎて、アニメを知ったあとにもう一回映画を見たいなと思っています。
【全体】
思ったよりシャフト感満載という感じで、あのノリが好きかどうかということに話は収束する気がします。
キャラも、話も、アニメーションも、ぜんぶシャフトです。
昔は好きだったんですけどね…人の感じ方が変わるというのは不思議なものです。
設定が多すぎるためか、主人公の感情の抑揚についていけないことがあった。
下位の将棋指しって普段何やってるのかよくわからなかったのでそこらへんは面白かった。