荒廃によって静かに滅び行く惑星エルトリア。
死にゆく土地に残った家族、フローリアン一家は
「惑星再生」を夢見て研究を続ける研究者夫婦と、2人の娘・アミティエとキリエの4人家族。
しかし父親であるグランツ・フローリアンが病に倒れ、惑星再生の夢が潰える。
そんな中、キリエは「遥か遠い異世界」に
父の救済と惑星再生の希望を求める。
そんなキリエを止める姉のアミティエだったが
キリエは姉の制止を振り切り、幼馴染みで親友の
イリスとともに、遥か遠い異世界への旅に出る。
行き先は「地球」と呼ばれる星の
極東地区の小さな島国、日本。
惑星再生の夢を叶える「鍵」を探索するキリエとイリスは、日本で暮らす3人の少女たちのもとへ向かう。
少女たちの名は「高町なのは」「フェイト・T・ハラオウン」「八神はやて」。
その出会いは、二つの世界と二つの惑星の命運を賭けた戦いへと繋がってゆく―。
なのはさん、ガンダム味がますます増してきましたな。
なのはシリーズらしい展開ではあるけど…
短絡思考で聞き分けのないおバカ妹のキリエが、暴走しないで最初から平和的相談で支援と救済を求めていれば全く争いもトラブルも被害も無かっただけの話なのに…
イマイチその結論に至った動機の部分が弱いのが少し残念だよね。
異世界にまで来て、自身の浅はかさを露呈して大迷惑を掛けて^^;
大切な人のためなら何をしても構わないって思考は少々極端がすぎる。
挙げ句に友人で最大の理解者だと思われたイリスに騙されて、事態は急転直下の大事に。
キーとなるユーリのことも気になるけど、なのはの猛反撃と事態の収束、そしてなによりアミタ・キリエ姉妹の家族と故郷の命運の行方は気になるところだ。
今年公開の続編は楽しみだ。
なんかバリアジャケットがガンダムみたいで良かった。話はいつものなのはという感じだった気がする。
壮大な前フリだから何ともだな。2Pカラーと戦わせたかったのは分かる。後編に続く!
悪くはないが良くもない
・なのはさんがめっちゃ"ヒーロー"してた!こういうなのはさんが見たかった!
・制作発表から4年かけて前編のみ、後編は来年ってどういうこと⁉︎
・過去作品を振り返るショートムービーは週替わりってどういうこと⁉︎
・フェイトがレヴィにかけた言葉は素直にいいと思った。
・キリエの、目的のためには手段を選ばない行動が、土壇場でブーメランとなって自身に返ってくるドラマはよかった。
・戦闘シーン多過ぎ。減らせば一本にできたのでは?
・夜の戦闘シーンが多く、率直に言って見づらい。
・全体的に緩急に乏しい印象。
・ストーリーのプロットはA'sに近く、「またこのパターン」感はある。
・StS以降の都築作品に多かった「新キャラ出し過ぎてとっちらかる」感は控え目。