自分たちの日常を守るために、人類の衰退を選んだと。
勇者部を世界を守るための生贄にすることが大人たちのエゴだとしても、勇者部が世界を犠牲にすることもエゴじゃないのかな。結局、後の世代にツケを回すということで。
勇者が勇者であることをやめる話というのならわかりやすいけど、本人は勇者をやめたつもりじゃないのがよくわからないところで。
やはり世界の命運を個人が選択できる話だとこうなっちゃうよね。
勇者部としては見事なハッピーエンドだった。過去の勇者達、特に銀が後押しして友奈を救う展開は泣きそう。
でも、全体としては説明不足で唐突感が否めない。他の勇者であるシリーズを読んでいれば理解できたのだろうか?幸い、他のシリーズは積んでいるのでそれらを読んだ後にもう一度見返してみよう。新たな発見や理解ができそうである。
とにかく、六話しかない二期で各キャラが成長した姿を描きつつ、先の見えない困難を乗り越えて勇者部6人が幸せな結末を迎えたことに満足。
無理矢理6話に納めて、ご都合主義感が否めないけど。
最後の青い鳥は、何の暗示かな。銀ちゃんかな…。
どうしてこうなったんだかわからん。無理やり理屈をつけるなら友奈が犠牲になるのではなくて、神樹様自身が犠牲になって人類世界の延命をはかったということなのかね? 敵だった天の神はどうなったのだろう。キャラデザや日常のコメディ描写は好きだけど最後までシリアス描写は好みに合わない作品だった。