観るのは映画版ばかりで、TV版からはずいぶん遠ざかってた。
無論、映画版は大傑作だけど、TV版にも良さがある。
初回は、若おかみ修業を始めることになったところまで。
ウリ坊との会話を誤解されたのがきっかけとはいえ、祖母の家業を手伝えることにはまんざらでもなく、嬉しくもあるおっこ。
善人しか登場しないやさしい世界が、簡潔にまとまりよく表現されている。
交通遺児って設定がグッと胸にきつつも明るく振る舞う主人公。10分ってのもあるけどバタバタとまとまってていいなぁと。母とナレーション一緒の能登さん!そういう見守ってる設定もぐっと(´;ω;`) ブワッ
劇場版公開も決まってるとは言え、クオリティがえらいことになっている!胸ぐら掴まれる勢いで引き込まれてしまった。児童アニメとしてのスタンダード感な絵柄も好い。
「ママは小学4年生」に近いテイスト
主人公が交通遺児という少々ハードな設定の割に、コミカルな幽霊のおかげで気楽な気分で鑑賞できる。
ところで青い鳥文庫のCMをはじめて見たんだけど、振りがなの存在をアピールしててなんか新鮮だった。活字デビューするかしないかという年齢層がターゲットだもんな。
両親を亡くした子供本人が「大丈夫」と言っても、大人がもうちょっとそばにいてやれよ、と思ったら幽霊がそばにいてくれることになった。
でも、幽霊のウリ坊はおっこのことより、幼馴染みなのか何なのか分からないけどおばあちゃん第一主義で、「跡継ぎになれ」と強要。
忙しいと両親の死を忘れられるかもしれないけど、何の解決にもなってない。っていうか解決できる類いの問題なのかどうかも分からない。でも、子供向け小説でそんなことを突き詰める必要もない。
うーむきららじゃないまんがタイム
「花咲くいろは」かと思ったら、やさしい世界。と思ったのもつかの間、交通遺児とは。
ナレーションが能登麻美子さんなのは、母親がおっこを見守るイメージでしょうか。
花咲くいろはとは状況が違うので扱いも違う。
初回から温泉回。きっと毎回温泉回。
児童書原作なのでエッチな展開にはならない。
祖母役の一龍斎春水って誰だろうと思ったら麻上洋子さんだったのね…