マコトは幼い頃から、触れた物の記憶を読む、奇妙な力を持っていた。
制御できないその力を隠しながら警察の特殊捜査官として働く彼は、
未知の物質「XM」の研究所爆発事故現場で不可解な記憶を見る。
事故の唯一の生存者、サラの指環に残されていた記憶。
それは人が赤い光に飲み込まれ、消失する光景だった。
巨大な陰謀に巻き込まれていくマコト。
人間の精神に影響する物質「XM」を巡る戦いが、始まる――。
ゲームやってる人のファンアニメって感じ 普通に王道な面白いレベル
OPとEDが曲と映像相まってすごくかっこいい
『世界に危機が迫っています いますぐログインしてください』だけだった
正ヒロインが、まあなんというかそんなに…というのがネックだったかと。というか途中からおっさんがヒロインだったよね
作り手側の系譜からいって攻殻の世界とリンクしそうな描写がチラチラあったのは少し楽しかった気がした
アニメーションはフル3D?でアクションも含め迫力あってよかったし音楽も渋めで好きです.惜しむらくはゲームのイングレスの特徴を活かしきれなかったことかという感もありますとゲームやらずに言ってみる.(汗
目を覆うような惨状も、熱狂を呼ぶような見どころもなく、ただただ「平凡」だけがそこにあった。
決してつまらなくはない。だが心には残らない。一ヶ月後には忘れているだろう。そんな作品だった。
「海外のニーズに合わせて登場人物の年齢を高めに設定した」というが、誠のキャラ性はラノベアニメのティーンエイジャー主人公そのもので、ガワが変わっただけで新鮮味はない。
「INGRESS」のアニメ化としても原作のゲーム性をアニメ的演出に昇華できたとは言い難く、せいぜい「バースタでポータルを奪ってジャックの力を封じた」程度だ。XMもフィクションあるあるスーパーパワーでしかないため、ブギーポップのような「能力者同士の駆け引き」という見せ場もない。最後の「レジスタンスとエンライテンドの力を合わせる」という展開も、今まで誠一行が敵対していたのは第3軍であるヒューロン(コラボレイターズ)という印象が強く、レジスタンスとエンライテンドの対立が作中で見られないためいまいちピンとこない。
今の今まで誠一行をフォーカスしたミクロな話を続けていたのに急にマクロな話を持ち出されてもついていけないし、誠たち以外のプレイヤーにとってレジスタンス・エンライテンドの区分けはゲームを面白くするフレーバーでしかなく、そんな彼らがゲームやってる様子をブラントに見せて「対立する人たちもわかりあえる!人類の魂を一つにする必要なんてない!」と言われても、心に響いてこない。
総じて評価は低いのだが、一個だけ好きなシーンがあって、リュウに追い詰められた誠がジャックに渡された拳銃から記憶を読み取り、ジャックの戦闘経験を得てリュウを倒す、というシーンだけはかっこよかった。あの演出だけは文句なくスマート。あと、京都編のリサは可愛かった。以上。