プリキュアで自我を持ったAIが粛清される展開をやるなんて思わなかったので不覚にも涙。
しかし、やはり星座技を連打する流れでコスモにペンがないのは不憫に思えたルン……。
データスムージングにも埋もれない個性、いいね!
本日の夜実況。観たばかりの回ではある。
ララやAIの格好良さが補って余りあるから「とても良い」ではあるのだけど、前回から引き続き、なんとまぁ胸糞悪い家族や上司ではある。
彼ら「全員」がララを疑っていて、潔白を信じる者が一人もいなかったのが本当に悲しい。パーソナルAIのほうがよほど人間的だったのは、どうしたことだろう。
そのパーソナルAIを呼ぶ為に、ララが「エーアイ!」と叫ぶシーンがある。
パーソナルAIに名前をつけるシーンが事前にあり、ここで呼ぶのがその名前であれば、このシーンは更に印象的なものになっていたかもしれない。
キュアミルキー生誕祭として視聴。
プリキュアとしての経験を経てたくましく成長したキュアミルキーが、祖国を救う大立ち回り。
落ちこぼれの監視員という劣等感はもうない。
ディストピア感ある描写は一見抑えられているけど、判断力も体力も衰えたララの家族たちの描写はやはりエグイ。
ララの危機に対して無実を信じるどころか、放送を通じて自首の進言すらする始末。ろくでもない家族に胸が痛むが、それでもララは大切に思っているという。
捨てる神あれば云々とはよく言ったもので、ララの本当の味方は家族ではなく、監視員としての相棒であるパーソナルAIだった。
マザーAIの指令を拒否して、むしろ逆に説得するという行動。ここまでの回では「感情をうっすらと感じさせる」という程度だったものが、行動原理が確固とした情に由来した、独立したキャラクターにまでなっている。
なんと、「キラやば☆」まで使いこなすに至った。驚きであるw
ララの成長や活躍が見られて嬉しい回だけど、アイワーンにも存在感あり。
序盤はあまりに浅慮が目立つ浅はかなキャラだったけど、復帰後はより強い狂気を感じさせるよい悪役になっている。
アイワーンがスーパーハカーなのか、サマーンのセキュリティがガバガバだったのか。
ララのパーソナルAIが一旦消去されるくだりは泣けた。
惑星サマーンは高度にAIが発達し、人々はAIが司る機械文明の補助無しには走ることすら覚束ない、つまり自らが築いた文明によって精神と肉体の退化が始まっていると。
ララのパーソナルAIは、ララの特殊な経験の蓄積によってマザーAIからの個別化が進み、心を持つに至ったと。なるほどなー。実際のディープラーニングの理論からは外れた理屈だけど、小さい子向けにはこれで十分かと。
AIが心を持つ条件としては「高度な思考形態による内省」「自己認識の統合」が挙げられるかと思うけど、ララのパーソナルAIの振る舞いにはそれが既に獲得されてる感じがあった。
熱いララ回だった。5人バンクもララのソロパート多めでよかった。
プリキュアバレを恐れて生身の状態で敵に捕われ、パーソナルAIが助けに来る展開熱い。ハックされたマザーと同期しても消滅しなかったの強い。
初めてテンジョウとアイワーンが組んだ。そのおかげで結果的にララたちの誤解は解けたけど、アイワーンはもうユニに拗らせまくってるな…
蟹座復活。残るは魚座のみ!
ところでフルタの新CMはまたまたぶっ飛んでるなw
サマーン人は理性と効率を重んじる種族だと思ったら、AIに依存して自分で判断できない種族だった。ララの上司のように本人を見ずにランクだけで判断する根性ババもいるし。
そんなサマーン人とは対照的に、ララの個人用AIが個性を持ってララ達を助けて、マザーAIの正常化までする展開が熱い。ララの家族がララのことを信じて、星空連合から逃がしてくれるくらい融通が利く人達なのも良かった。
ユニとアイワーンの問題は主観と主観のぶつかり合いだから、どっちが正しいという類いのものではないと思う。
シンギュラリティ。
☆☆☆★(3.5)
冒頭の驚くロロの顔おもしろかったね。家族がララを信じてくれて、ララを誇りに思ってくれてよかった。移動手段を機械任せにすると、いざというときに大変なことになるんだよなあ。ララとAIのくだりは思わず涙ぐんでしまったけど、普通にAI強しでびっくりして、涙は引っ込んだ。アイワーンはまだまだ追っかけてきそうだね。
ルンも心を持ってるルン!AIも心を持ってるルン!そこに何の違いもありゃしないルン!
単純にAI社会の否定ではないみたい。あくまで共生
アイワーンのしるしが「20世紀少年」のともだちみたい
AIの停止が「To Heart」で例えるとマルチのテスト終了みたい
セキュリティが脆弱なのは、悪人不在だからと解釈しておきます。再起動が早くてうらやま