ヒーロー参上!
野生を飼いならして自分に正直に生きようとするレゴシかっこいい。
弱いのに気丈で気高く対等に生きようとするハルちゃんの生きざまもかっこいい。
必死になってハルを探すレゴシ。
ゴウヒンは協力してくれるのかと思ったら、協力してくれないんかい。
って思ってたら獅子組の本拠地にレゴシが一人で
乗り込んでピンチになった時に助けてくれてた。
獅子組の建物の中に入った後にも
レゴシが真っ先にハルのもとに行けるように
いろいろと協力しながら戦って、サポートしてくれてた。
熊の神経は鼻先に集中してて、弱点なんだな。
ハルは頭の中で遺書を書きながら今までのことを振り返ってたけど
ドワーフウサギをみんなは赤ん坊を見るように接してくるけど
肉体関係を結んでいるときにはそんなふうには見られず
自分自身のことを見てくれていると感じて、
自分のことを認められていると思うことができたからか・・・
そのような交流をいろいろな人と続けてたんだな。
でも、レゴシだけはそういうときじゃなくても
自分のことを見てくれる特別な男子だと意識してたんだな。
最後にハルが諦めかけたときに
ぎりぎりになってレゴシが五階までたどり着いてた。
なんとか間に合って良かった。
獅子組から無事にハルを連れ出して逃げられるのかな?
肉食の本能のままに突っ走るのかと思ったのに、冷静になっちゃうのね、レゴシ。王子様みたいよ。
シシグミを探すレゴシ、こみ上げる怒り。
ゴウヒンに助けられ正面から突入するレゴシ、ハルを助けに来るレゴシ。
シシ組が危険な組織だと分かってもレゴシはマイペースで妙な感じだったけど、生命の危機が迫ったら脳のどこかが麻痺するのがオオカミの野生なのかも。テンション上がったらハルのことを「獲物」と言ったり、でも彼女に会いたいと思ったり、野生とそうでない部分がレゴシの中でごちゃ混ぜになってるみたい。
パンダのオッサンがレゴシに正しい道を示し過ぎてるように感じた。
弱い生き物として情けをかけられるのが嫌で、交尾の時だけ唯一対等につき合えると感じてビッチになったハルの回想は人間の話のようだった。
性的に求められることだけが承認の手段。