ここへ来てさらに覚醒するダイ。
ゴロアごときにダイの剣は扱えないよな。
ゴメちゃん、いざという時に助けてくれる。
せっかくバーンが咎めないと言ってくれてるのに、しょうもないプライドから死に急いでしまったゴロア。
今朝の定例、土曜実況分。
バランとダイが精神世界で大真面目に会話しているところ、現実世界ではレオナが触手に締め上げられているというシュールな状況が面白い。
時を同じくしてマァムも同様に、ミストバーンの触手に捕らわれていた。
三条先生の触手性癖を刺激する事件が、リアルで何かあったのだろうか?と邪推せずにはいられないw
とってつけたようなパワーアップイベント!しかし何となく納得出来るのが三条先生のすげえところよ。
ジャンプコミックス31巻収録分。
レオナがデルムリン島でのダイとの最初の冒険を思い出したことや、大魔王がダイに向けた台詞「竜の騎士というのはどうも代々、女を不幸にする存在らしい」。(悪趣味なからかいだな)
前回のこれらの伏線が、今回の「双竜紋」の覚醒につながっている。
覚醒シーンの中で、
「だから、逢ったことのない母さんを見たのか。
父さんの魂が励ましてくれたのか。
おれの中にずっと、ずっと、父さんが居てくれたから…」
という原作にないダイの台詞が補われていたことで、このシーンがより印象的なものになっている。
以前のダイは勇者という肩書きに興味を持たなかったし、自分が竜の騎士である運命も呪っていた。
その後、竜の騎士の精神をバランの生き様と一緒にまるごと受け継ぎ、今は紋章の力や騎士としての運命を前向きに受け入れる様になった。チウを見て、自分が人ではないことを「ちっぽけな悩み」と考えられる様になったことも影響しているだろう。
かつてアバンは「正義なき力は無力」と言ったけど、ダイはまさに正義と双竜紋を兼ね備えた、歴代最強の竜の騎士として覚醒した。
そのトリガーがあくまで、「レオナを守る為に」必要な力であるというのがいい。前回ダイは「レオナを守り切れるとも言えない。だから、一緒に戦ってくれ」と言ったけど、まぁそれはそれw
31話をはじめとした重要回も手がけた香川・横田コンビ、更に市川吉幸さんも加わった強力な作画陣。
最初はてっきり「この方達は、レオナの触手シーンの作画の為に呼ばれたのか?」と想像したが(心が汚れた大人だ…)、バランやソアラが登場する重要シーンもあったことに気付いて、この手厚い布陣にも納得。レオナが金色に光っていたシーンも美しかった。