もう一度、夢を生きるー
肉体とギア・テクノロジーを融合させた究極の格闘技“メガロボクス”。
その頂点を決める大会“メガロニア”に、ギアを身に着けず生身の体で挑んだボクサー“ギアレス・ジョー”。
最下層の地下リングからたった三ヶ月で頂点へと駆け上がり、奇跡の優勝を遂げた伝説のチャンピオンの姿に人々は熱狂し夢を見た。
しかし、それから7年後、“ギアレス・ジョー”は再び地下のリングに立っていた。傷だらけの身体にギアを装着し、自ら“ノマド”と名を変えて……。
機械増強型ボクシングを舞台に巨大資本vs庶民の戦い(雑な紹介)。ひたすらかっこよさにこだわっていると思う。序盤はジョーはすっかり落ちぶれてるしメキシコみたいになってるしあれ?前期から話かわっちゃったか? とおもったがちゃんとつながっていた。音楽は前作も良かったが今作も南米風味(知らんけど)で抜群に良かった。最後の試合はちょっと物足りなかった気もする。
一期に比べて人間の心情とかそういうのがメインになった印象がありそういう作品だっけ?ってなった。
いや、そういう作品だったのかもしれないけど。
なんだか盛り上がりに欠けたな。
一期の激アツな展開からするとだいぶ複雑な心境となる二期だった。個人的には結構蛇足感強かったなと思ってしまったのでシリーズとしては微妙かな…。
ただ、1クールアニメとしてはしっかりやりたいことの表現ができていて良かったと思う。ジョーの再起と”ギア”を使ったボクシングだからこそのマックのエピソードの両面からシナリオを展開していく構図は面白かった。
個人的に気に入らなかったのがあれほど一気でカッコ良かったジョーの下げエピが結構あったり、番外地メンバーもいまいちジョーへの信頼度薄かったりでそのあたりのキャラクター性を犠牲にしてまでやるエピソードなのか…?と思ってしまったなぁ。好みの問題だろうけど。