ヨーム兵団が軍律を破って追撃したことが、クヌートの周囲が手薄になっていた。
トールギルは強かった。しかも海を泳いで逃げきるしたたかさ。
アルネイズの死があまりにも悲しく、やりきれない。
エイナルはすぐ怒りで我を忘れてしまう。無理もないけど、トルフィンが言う通りなのだ。やり返せば戦いの呪いに掛かってしまう。
自らクヌートに話を付けに行こうとするトルフィンの面構えが良かった。クヌートはトルフィンと共に死線を潜り抜けたことがあるので、会ってはくれるだろうが、トルフィンとは違う信念を持つので、兵を退くとは思えない。が、心に波風ぐらいは立つかもしれない。
100人程度の相手なら最悪でも生きて帰って来られる(非暴力で)というトルフィンの自信がかっこいいな
見応えのある話だった。
トルフィンの背中こんなに大きかったんだな。
かつて血と感情に流されていた2人が、異なる方法で戦争のない世界を目指す存在となって再びここで交差するのあつい。
哀しき戦争…
続きを!!続きをっ!!!
力は正義なり…お腹の子が死んだかどうかって気づけるのかな。アルネイズさんダメだったか…なぜ生きなければならないか、この問いに答える日が来るといいが…ついにクヌートと再会だ
「死んで楽になろうなんて思うなよ、旦那。敗軍の将の責任とってもらうぞ。」からの流れで、アルネイズさんの物言いが身勝手に聴こえてしまった。奴隷も戦争もない場所なら、答えも違ったんだろうか。
ケティル農場の崩壊。犠牲は計り知れないが全滅だけは避けられたね…。アルネイズの最期に必死に抗うトルフィンとエイナル。その想いは虚しくも…。
命を奪われた怒りは他の命を奪ったところで解決しない。その地獄を経験したからこそのトルフィンの言葉が重いね。
殺し楽しむ戦士
奇襲
世界が壊れる音