谷口悟朗×賀東招二というオタクなら見ずにはいられない組み合わせなので期待値は高かったものの、1話の時点では「普通」としか言えない。
人口が減少して分断された世界、そんな世界を行き来する「逃し屋」という設定には惹かれるし、エクアと山田先生のニーチェを引用した台詞回しは小説の世界を生きてきた賀東先生らしくよかったものの、とにかく絵面が弱い。
CGは若干のっぺり感があるし、アクションは立ち止まって銃を撃つばっかりとまるで見栄えがしない。つい最近『シキザクラ』の超絶的なヒロイックアクションや『ファフナーBEYOND』『閃光のハサウェイ』のロボットバトル、『D4DJ』のキュートな3Dなどを見てしまっているだけに、本作の不出来さは目立つ。