白石の行為は横領であり、刑事罰に問われても仕方ない行為。
ドラムセットは学生のバイト代で買えるし
ドラムの練習にスタジオを借りる必要はない。
正当化できるような事情があるわけでもなく
経緯を承知の上で不問にするならメンバーも共犯となる。
彼に肩入れする主人公に、茨の道を歩む覚悟があるのか甚だ疑問。
世に出す前に、脚本をコンプライアンスに照らしてチェックすべきだったと思う。
悪くない出来なのだが、最初のTVシリーズ(1998年版)
と比べてしまうと見劣りする。
当時、原作と展開が異なることで賛否両論あったのだが
あれはあれで好アレンジだったといえそうである。
とりたてて新作に欠点があるとは思わないが、
旧作を再評価する機会になった。
この回の主役はマスキングだな
(下記は後日加筆)
あの場で言い争うより「そうかよ」と捨て台詞吐いて立ち去るほうが
怒りを表現できる、ということなのだろう。
殺伐とした展開が延々と続く、陰鬱なストーリーだが
所謂「精神世界」へ視聴者を引き込む演出は巧みである。
主要人物は裏稼業に身を投じ、当初は悪事に荷担するも
仲間を守ろうとしたがために、雇い主に敵視され
組織から追われる身となり、複数の世界を巡って
駆け引きが繰り広げられる。
すでに廃人と化し、死人同然に扱われていた者と
再会を果たせるかもしれない、と匂わせた場面で幕を閉じるが
現世では破滅同然の日常を送る者たちが、いかにして
精神世界に活路を見いだすか、その先を知りたくなった。
https://abema.tv/video/title/189-17
https://ch.nicovideo.jp/hanakokun
https://tver.jp/series/sr3p54ldhy
https://fod.fujitv.co.jp/title/5c35/
https://www.amazon.co.jp/dp/B083QZ94P8
https://www.b-ch.com/titles/6804/
https://animestore.docomo.ne.jp/animestore/ci_pc?workId=23159
https://www.nicovideo.jp/series/89031