作画と劇伴は良い出来だったが
ほかの要素はネームバリューでどうにかしている
という印象だった。
シリーズ初登場のキャラクターに
感情移入が湧かない理由は
幼稚な者と冷酷な者しかいないからだろう。
主要人物の設定が薄っぺらい。特に顕著なのが主人公。
空中海賊と対決するエピソードはひどいものだった。
高所で足場が少ないところを、ふらつきながら
どうしてあれほどの距離を飛び移れるのか。
賊が発砲を躊躇したから、主人公は生還できたのである。
敵が素人だったので難を逃れたが、手練れなら殺されている。
龍を狩る理由を問われ「食うため」と応えたり
女性クルーにセクハラをして恥じない主人公。
作者の精神性がうかがい知れる。
「軍事利用」について疑義を呈する意見が散見されるので
自分も持論を。
戦記物で、魔法使いが正規軍に加わっている設定の作品は
いくらでもある。魔法使いが自ら志願兵になるのだから、
魔法が軍事利用されることの是非を問う以前の問題だろう。
有名タイトルの登場人物を借用し
舞台設定を学校に置き換えたパロディ作。
過去にも、このような趣向の企画に先例がある。
特筆すべきはエンディングテーマ曲だろう。
曲自体も疾走感のある良作だが
あえて雑音を取り除かず、丹念な造りにしないことで
若さ、初々しさを表現する効果を発揮している。
https://ch.nicovideo.jp/isyuzoku
https://www.amazon.co.jp/dp/B083PRRV73
https://www.b-ch.com/titles/6788/
https://animestore.docomo.ne.jp/animestore/ci_pc?workId=23140
https://animestore.docomo.ne.jp/animestore/ci_pc?workId=23128
https://fod.fujitv.co.jp/title/5c18/
https://www.nicovideo.jp/series/93235 https://www.nicovideo.jp/series/89025
https://web.archive.org/web/20210412192348/abema.tv/video/title/54-42