前半の演劇編は、作者と脚本家による伝言ゲームでの意見の行違いや、上の人が都合の良い展開を作ろうとすることによる設定崩壊、また、その解決シーンや、現代ながらの動く舞台装置による斬新な演出がとても見応えがあった。
そして、注目すべきは各役者の演じ方。メルトは下手を上手く使い、有馬と黒川はそれぞれ真逆の演じ方で否定し肯定し合い、アクアのトラウマ克服のための楽しまない演じ方。それぞれとても深堀りされていて納得のいくアツい展開となった。
後半はのんびりするのかと思いきや、終わったと思っていた真相に迫っていく緊迫とした展開が、また前半とは違ったアクセントとなった。ルビーの闇堕ち展開は興味を唆る展開になってきたし、新曲のpop in 2では可愛い曲なのに映像で不気味さを感じる…!続きが凄い気になる。