2周目
後から思えばすごいところまで来たなぁと思わされる道のりがそれだけ4人の成長を示していた。
爽快感溢れる青春成長譚、自分も何か大きいことをしたい!と思わされてしまった。
訓話めいてはいないが人生の教科書的なアニメ
まっさらな大地で全てを曝け出して自分と他人と向き合えた。
澄み切った空気の中で心を共に突き進める仲間と精一杯やれた。
南極までの色んな経験を通した末でお母さんからの写メと同じ景色を目の当たりにできた報瀬はやっと追いつけたんだと思う。
南極から日常の街に戻ってきて、一回りも二回りも大きくなった彼女たちの目に見えるいつもの景色はきっと以前とは違ったように見えているんだと思う。
悲しいわけでも嬉しいわけでもない言うなれば”やり切った”ような気持ちから涙が出てくる。こんなに晴れ晴れとした感動の涙は初めて。
2周目
やっぱフル3DCGは急に紙芝居になったりしないので変な詮索に気が及んだりしなくて良いし、キャラクターの心情の現われた動きとかも余すことなく表現できている感がある
ストーリーは毎話途切れつつも、主催ライブを目指すポピパという筋道が分かりやすく示されていて見やすい
強いて言えば目がシールっぽく見えたり、虫の目っぽく見えることがあるのは気になったかも
ポピパが12話かけて作り上げてきた主催Live
変に引きや紙芝居のないみっちりガッツリなライブシーンはCG様様のクオリティ、彩ちゃんのダンスだけじゃなくてボーカルの気持ちの入った細かい動きとかも存分でとても良かった
あと、キズナミュージック♪は最高
母を追いかけて辿り着いた南極、だけどそこで新しい自分を見つけられなければ変われなければ母の亡霊を追うだけの暗闇から脱せない。
そして、南極まで来て報瀬が見つけたもの、それはかけがえのない友達と青春と気付かされる。
最後の報瀬が母に送り続けたメールが濁流のように受信されるシーンは感動のパワーが強すぎる。でも、悶々とした思いをどう晴らしていいのか分からなかった報瀬の思いがようやく晴れたことを象徴するシーンでもあると思った。