大きな流れはわりと予想通りだったけど、それでも毎回シリアスとギャグの緩急が効いてて全く飽きさせない展開だった。リスタルテの変顔と声の演技が素晴らしい。
途中、総集編が入った事から察するに進行はかなりキツかったのでしょうが、作画はかなり頑張っていたと思います。スタッフのみなさんお疲れさまでした。
唯一、エンディングのCGのリスタルテの踊りが、笑うとこなのかマジなのか最後まで判らなかったのです…。
他作品にない独自な魅力のひとつとして「禰豆子」のふとももを挙げたい。ほとんどの登場人物が着物を重ね着しほぼ身体の線が出ない姿で居る中、ごく自然なアクションでチラチラと目に入る眼福。それもけっして強調しておらず、サービスシーン的な物ではないのがとても良い。
もちろんふとももだけでなく、本編も面白い。バトルはスピード感もあってアツいし王道的面白さもある。「水の呼吸」「全集中」「十二鬼月」…こういうの大好物である。
難を言えば…他の方々も挙げておられるが、善逸と伊之助たちのギャグパートがうるさく冗長過ぎるところ。あとメインキャラと柱以外の下級(?)鬼滅隊が雑魚すぎるのが…
続きはOVAで …って、完全な尻切れトンボで、こういうのやめて欲しい。引っ張ったエピソードは話数の中でひとまず決着させるべきだと思う。数か月後にOVAで続きをやられてもそこまでは興味が持たないし、この最終回で自分の中ではこの作品の評価が確実に下がった。
序盤がピークだったかなぁ。特に1話目はもういちど観返さずにはいられなかった。
原作未読。
ラストはこれでよかったのだろうか?
「どのヒロインとくっつくか」が原作と同じだとしても、アニメがこのエンドに辿り着くには「積み上げ」が足りないように感じた。積み上げるべきエピソードを描かずしてラストだけ帳尻を合わせられても…。
自分は正直がっかりしました。「別のヒロインとくっつくべきだった」という意味ではなく、この「雑な締め方」にです。
縦のストーリーは除いて、各話ごとのチョイエロどたばたラブコメディーとしてはとても面白かった。