芦屋榮の生死はともかく、魂だけは存在しているってことか。
威光を使えば妖怪を封印したり殺したりできるってのは、設定としてはわりと身も蓋もないなと。そんなシンプルな力があるなら、安倍晴明や蘆屋道満の陰陽術の体系は必要ないだろうし……などと思った。
基本的にモノノケ庵主人の晴齋と芦屋が妖怪達と緊張と緩和を繰り返して温かい心の交流を紡いでいく優しい世界観の作品だと思ってたけど、終盤に芦屋榮の存在が示されたことでわりと不穏になった感がある。
まだまだ物語に謎と課題があるし顛末を見届けたいので、3期あれば見ます。