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良い

なるほど。まるで、記号論や思想史を思わせるような論理展開。思想史上では、様々な論者の結論ではなく部分の要素が後の思想の骨子として継承されることがある。Aの結論は支持されないが、途中の傍論は肯定され、Bの結論を導き出す一要素となる、といった具合いに。この構造はポストモダニズムにおける脱構築とも似てるかと。
今は、DNA鑑定が比較的容易なので、他人と入れ替わりを殺人のトリックに使うのは無理筋だと思うけど、全体の筋が通っていると感じられれば、そこは仮定として扱われるから効果はあるってことか。

六花の目的がいまいちよく分からない。自分と無関係な他人を傷つけたり殺してまで、鋼人七瀬を強化して未来決定の力の可能性を確かめたい動機が何なのか。
真の咎められるべき罪人が六花であることだけは事実なわけで。



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