烏妃の成り立ちがそのようなものだったとは。
元は祭祀を司る冬の王。烏妃となってからも烏漣娘娘から選ばれて代替わりしてきたと。烏妃は冬の王なのだから、帝(夏の王)にへりくだらないのは当然ということか。
寿雪が高峻と出会うことで、再び冬の王と夏の王が並立する可能性があるのか、それとも別の変化があるのか。高峻は寿雪をこれまで哀れと思っていたのだろうけど、おそらくは恋着の端緒なのだろうと思う。寿雪も少なからず思っているかと。最初の烏妃の頃と同じく、想い合う歴史が再現され、脱構築されるのだろうと想像する。