零にスポットが当たり、命じられるままに動きどこか機械のようだった彼が一騎とミリとの出会いを通して少しずつながらもかつての自分と変わっている様子が描かれていたなと思った。ターゲットと交戦した際、救うには至らなかったものの最後の死に際に手を差し伸べたシーンもこれまでの零では取らなかった行動だったのではないかと感じた
家では零の誕生日パーティーの準備がされていて、その様子に零も表情が和らいでいた所がよかった。裏世界の組織のボスである父に家を告げと言われたものの、今の零には一騎とミリの3人で住んでいるこの家が彼にとっての「帰る場所」であるのだという事をしっかりと表していてくれていたなと思った。そんなアットホームな雰囲気だったが、次は一騎とミリが標的にされてしまう事が示唆されるという不穏な幕引きとなり今後の展開も目が離せない