治癒魔法の間違った使い方 第13話(最終話)。完結。獣っ子は母を助けてほしそうだったのに、獣人の国に行くのは一番最後ってそれでいいのか。というかウサトの治癒魔法は病気とかはまだ治せないのに母親を助けられるものなの? まあそのへんは未来予知能力で、具体的にはわからないけどウサトなら助けられる可能性を持っているとわかるとかそんな感じなのかもしれないが。
まとめ。巻き込まれ型異世界召喚ものだったけど、よくある勇者の同級生たちがクズだったとか、異世界人たちがろくでなしといったパターンではなく好感の持てる人物で、師匠となるローズや仲間となる救命団のメンバーとの関係なども良くて心地よく楽しめた作品だった。
反面、タイトルになっている『治癒魔法の間違った使い方』については、もっと「いや、それもう治癒魔法じゃねえだろ」と言いたくなるようなぶっとんだ使い方を見せてくれるのかと思ったらそれほどのこともなく意外と地味で落ち着いた使い方で、思ったよりも勢いが足りない印象の作品のでもあった。