バトルシーンは一見の価値があると思うのだけれど、日常パートの演出とストーリーが弱く感じて1クールを通して間が持たなかったという印象なので人にお勧めはしづらいな。あとやっぱりお姉ちゃんの乳袋はシュール過ぎたと思います…。
ライブのシーンは好きになれるところもあったけど、高校生が昼ドラみたいなことやってる部分はシュールだったな…。
安易にメンバーが友情を深めるのじゃなくて豊川が自分の発言に責任を取らされる形でバンドが再始動したことと、その直後のライブはやっぱり会場の設備も練習も足りてなくて不出来ではあったのだけど、当人たちには感情的になるような出来事だったてことがしっかり表現されてたところは好きだった。
しかしMyGOの時からバンドリ丸ごと受け入れる人間以外は客じゃないという感じだったのだから、ブシロードのコンテンツとか特に好きじゃない人間が無理して観なくてもよかったじゃんて気持ち。
以前一度配信で観ていたけれどそれが良かったので4K版を劇場で再見。音も映像もすごく良かった。
バトーとトグサが所轄の刑事から案件を巻き取ったシーンで所轄の刑事が八つ当たりでゴミ箱?を蹴り飛ばした時の音が大きくてもの凄くびっくりした。最近のアニメを配信で観るとささやき声も叫び声も同じ音量になっていたりするから印象に残りました。フォーリーや音響効果はスカイウォーカー・サウンドが手掛けているのね。川井憲次さんの劇伴も伊藤君子さんの歌唱も印象的。
映像のCGは雰囲気に少し古さを感じたんだけど、それが世界観とよく合っていてスクリーンで観られて良かった。当時のソフトやハードだと4Kに出来るだけの解像度の動画を出力しようと思うと大変だったのではと思ってWikipediaの解説を読んでみたのだけど技術の話はむずかしくてよく分かりませんでした。
セリフの引用について、暗記して諳んじているのではなく外部記憶から引っ張ってきているのだというネタばらしのようなセリフがあったのが個人的にすごく味わい深かった。
なんかもうドラマの部分は気持ちが離れてしまったけれど、安易に心が通じ合うこともなく人生をくれと言った発言の責任を取らされる形でバンドが再始動したところは良かったな。
ライブは今回単体だと特に良いとは思わなかったのだけど、続きの中で今回のライブの位置付けがもっとはっきりすれば感想も変わるかも。
れんげの死後にSNS経由でれんげのアカウントからすずらんに届いたメッセージがワイルドハントによる成りすましぽかったて件で今のれんげがワイルドハント(かもしくはワイルドハントと人間と融合した何かしら)ぽい線が濃くなってきて、そうすると最後に出て来た今のゆりもそうなのかな。
アンドヴァリがいったい何なのか、死んだワイルドハントが残したものを人間が使えるのがよくわからない。