自分探し回をそのままストレートに表したサブタイ、「自分を探す」。
表現者に必要なものは、やはり技術と世界観ということだろうか。
世界観とは、テーマなど表現の対象のこと。突き詰めるとそれは結局アイデンティティであり、サブタイで言っている自分探しはその為のもの。
英子もKABEも同じところで足踏みしていた。その為に、路上で自分と向き合ってみたり、ルーツをたどって初心を思い出してみたり。もっとも英子は、世界観だけでなく技術の不足も痛感していた様だけど。
このふたつは両輪であり互いに高め合う関係だから、自分探しの結果が技術を高めることであってもおかしくない。
なかなか結果が出ない地味な展開が続いているけど、表現には不可欠なこれらの要素を丁寧に描く構成に好感。
七海と仲良くなるにつけ、それ自体がフラグである気がしてならない。唐澤?