本日の夜実況。ネタバレ指定。
復活してからは部下も出来、自ら前線に出ることも少なくなり。時を経てやっと叶った、クローズの「フローラとサシでやり合いたい」という夢。「さぁ、踊ろうぜぇ!」
この戦いをもっと長く見ていたかった。グランプリンセスのバリア展開が圧巻。立派になったなぁキュアフローラ。
はるはる以外の3人は、それぞれの夢に向かっていった。
一方、肝心のはるはるの未来だけは、はっきりと描かれていない。ちょうど、花のプリンセスの行く末が読者それぞれに託されたように。
いつもの「逢いたいと心から望めば」がヒントになるかもね。
本日の夜実況。ネタバレ指定。
魔女に屈し絶望したプリンセスたちは、かつて夢を守り与えた学友たちの希望を受け取り、グランプリンセスとなる。
奇跡のきっかけは、またもやゆいだった。ゆいは、本人が望む様なプリキュアにはなれなかったが、だからこその奇跡。
プリンセスロッドはかつて、ゆいがプリンセスプリキュア達を救う為に届けたもの。ゆいは学友に呼びかけ、砕けたロッドを各々の夢の力で結晶とし、プリンセスプリキュア達に届けた。クローズ戦を思い出す、よく似た構成である。
カナタが言った通り、これらの夢はもともとプリンセスプリキュアが守り与えたもの。「夢を希望に変える」存在となったプリキュアたちは、このことを誇っていい。
ディスピアの攻撃をやすやすと食い止める超バリアー(名前不明)を生む、4人のグランプリンセスたち。
彼女らの活躍を例年のスーパープリキュア同様、もう少し長く観ていたかったところ。
「最終回だからといって、いつもと変わらない日常なのか」と思えば。4人組の中で自分だけ学年が下で、3人が卒業したらひとりになってしまうことに気付いてしまったトオル(CV:悠木碧)。
おセンチになっていたトオルだったが、いつも通りのるんのボケに救われる。
「るんちゃんは、変わらないね!」(泣き笑い)
直後の最終回のEDは、初回の挿入歌「はるかぜの化学」という粋な演出。
きらら系で一番好きなAチャンネル。円盤も持ってるけど、dアニで見つけてつい最終回を観てしまった。Studio五組のことも、これ以降注目するようになった。
ユー子(CV:寿美菜子)がふつうに、すごく可愛い。いま気付いたけど、このユー子も含めたメインキャラの2名がプリキュアである本作、いわゆる「実質プリキュア」なのでは。
ネタバレあり。
アストロンも前回のドラゴラム同様、ドラクエからは概ねリストラされた呪文。これも今もってストーリーに貢献している。
アストロンを破って脱出?そんな展開思いつきもしない。メガンテの消費MPが1であることそうだけど、ドラクエのシステム上の要素を脚本づくりに生かすのが、三条氏は抜群に上手い。
アバンの剣がハドラーにディザームされたシーン、原作にあったかな?
メガンテを使う流れが自然になっててよいと思った。メガンテ、呪文と言いながら、敵テンプルに指を突き刺す動作を伴う設定が追加されてて面白い。
この瞬間にアバンの脳裏によぎったのは、主君にして恋人であるフローラ姫の顔。原作が終わった今、再解釈するなら必ず入れなければいけないカット。お見事。
敵が自分より格上の竜の騎士であると知り、鼻水たらしてビビるハドラーが草。既に底が知れてるw
本日の夜実況。ネタバレ指定。
いよいよ正体が隠し切れず、皆が居る前で変身するプリキュアたち。正体バレ回はいつも熱い。
熱いといえば、今回はまず、なんと自力で檻を破ってしまったゆいちゃん。
そして、その熱さをロックに訴えるシャット。クローズに鉄拳を一発入れ、「変わるぞ、わたしたちも」今までのヘタレなシャットが、まるで別人のよう。
そしてクロロ。変わり果てたロックを救いたいという。敵にも愛をという、シャムール先生の教えか。
プリンセスを中心とした輪から、シャットが言う様に、皆が変わり成長してゆく。
砕けたロッドは?ゆいちゃんが自力で檻を破ったこと?もちろん意味がある。
次回、ラス前回。
「よくわからない粗悪なダイヤ」
「雑なシナリオ」ww
原作は読んでいたはずが、忘れ気味。思いのほかよい話が続くことに驚く。
本作はもちろんコメディなんだけど、結婚観には割と共感できるところがある。
前回、銭湯の要ちゃんが言ってたのは、結婚は本来非効率なもの。
だからこそ、その非効率な結婚をあえてするからには、本当に望む相手と幸せな結婚をしなければならないということ。
その言葉の通り、プロポーズの次は指輪の獲得の為に行動する。「プロポーズ」「指輪」「式」等、結婚にまつわる前時代からある価値に対し、変わらぬ価値と大筋では肯定する本作。やさしい。
冒頭の映画オタな嫁が可愛いと思ったw
2回目。今回はネタバレ全開で。
例年の春映画同様、プリキュアという正義が継承される。
前作「ミラクルユニバース」では、当時の新キュアだったスタプリのメンバーの未熟な面が多く描かれたが、それが悪いという話ではないけれども、今作ではそのような描写は抑えられている。ミラクルンを助けるという強い意志や、問題解決のために頼るべき先輩を自発的に頼る行動力など、熟練のプリキュアをみるような頼もしさすら感じた。
メンタル面はどうか。ミラクルンを守れなかった自分の気持ちを、グレースは「くやしい」と表現した。この熱量あるセリフを春に聞けなかったことが残念でならないが、今年のピンクキュアはなんと大きいのだろう。
宇宙を救ったばかりの、既に大戦士に成長したひかるが「自分を信じて」とのどかっちをフォローするシーンは、予告編にもあった本作屈指の名シーン。
直後、のどかっちがミラクルンを救う決意とともに目覚め、本作3回目のループ(実際には99回目とのこと)がはじまる。98回目までの大小の出来事を毅然と処理してメンバーとの待ち合わせに向かうのどかっち、めちゃかっこいい。
この反省は、戦闘面でも現れる。劇中2ループ目(98回目)で、リフレインはプリキュアの戦力を分断する作戦を遂行、3チームのプリキュアを完封するが、プリキュア側は世代をこえた縦割りチームで対抗する。ピンクキュアチームとリフレインの戦闘は特に目まぐるしく、圧巻。
さて、リフレインの動機の根底には、実は子どもたちへの深い愛があった。「未来を消す」という、よく似た目的をもっていたのはジョージ・クライだが、より共感できる動機だった。自分も、リフレインを救いたいと思う。
ミラクルンライトの力でスーパーグレースになったグレースは、おいたが過ぎたリフレインにほんの少しだけ本気を出して制裁を加えはしたけれどもw、彼を救うべく凄まじい力を発揮する。今年のスーパープリキュアは、超サイヤ人をおもわせる覇者のオーラ。めちゃかっこいい。
ラストにミラクルンと笑い合うリフレイン。過去の精霊であるこの男が救われ、本当によかったと思う。
エンディングダンスは、おなじみの前期ED、ミラクルっとハートLink Ring!。1番はほぼ本編通り、2番は先輩たちも合流して動くわ動くわ。
これぞ最高の春映画であった。