フリーレンに関しては、自分がかなり原作信者な事もあってアニメのハードルが凄く高くなってたんだけどとても丁寧なアニメ化で良かった。
特にシュタルク君の声は何一つとして違和感が無くスルッと受け入れられた。すごい。
特に今回の話だとシュタルク君が竜と戦うシーンの作画は流石のクオリティだった。
あと「クソババア」と言われるフリーレン&「ちっさ」と言われるシュタルク君のシーンも味があって良かった。
最後はフェルンとシュタルク君の話すシーンだけど、フェルンがかつてハイターに対して考えていたこと(生きているうちに恩を返したいという思い)と同じものをシュタルク君も考えている、というところで少しお互いの共感・理解が深まったように思えて良かった。
今回のフェルンとシュタルク君の話だけでなくフリーレンやアイゼンの過去回想もそうだけど、叙情的なのは叙情的なんだけど、そうなり過ぎず、程よく淡白で快活な掛け合いが成り立つ雰囲気が、特にこの作品の魅力かなと思う。